初となるマイナーチェンジの主眼は安全性の向上で、側面衝突に対応するサイドインパクトビームがドアに内蔵された他、運転席エアバッグがオプション設定された。前期型で「暗い」と不評だったヘッドライトのプロジェクターレンズが大型化され、バルブがH3CからH1と改められたのも、広い意味で安全性の向上といえるだろう。このとき、エンジン内部にも手が加えられており、クランクシャフトの形状の見直しやシリンダーブロックの一部補強などが図られた。また、リアブレーキキャリパーのシール材も変更された。
1990年2月に発表されたGT-R NISMOはグループAレースを見据えたエボリューションモデルで、タービンは破損の恐れの少ないメタルに変更。コンプレッサーやトリム径、A/R比を拡大し、エキマニも専用設計となって、高出力化に対応した。一方、ABSやエアコン、オーディオといった走りに直接関係ない装備を省略している。ボディカラーはガングレーメタリックのみの設定になっており、フロントバンパー、サイドステップ、リアリップスポイラーなどに、標準車との相違点を見ることができる。また、500台限定販売という希少性から、存在価値が非常に高いモデルである。
(出所:BNR32ベストアルバム、交通タイムス社)
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