S.K.様:スカイラインGT-R BNR34 NISMOパッケージカー スパークシルバーメタリック
オーナー:S.K.様車種:日産スカイライン BNR34 GT-R V-spec
バージョン:NISMO S-tune S1パッケージ
カラー:#WV2 スパークリングシルバー
年式:平成11年式
幼少の頃からのあこがれのGT-R。
ずっと手放さずにいたいから、色にも仕様にもこだわりました。
たどり着いたのは、NISMOパッケージカー。
息子に手渡すまで、大切に乗り続けます。
今でも目に焼きついている"R380"
私にとってGT-Rとは、小学4年生のお正月に従兄が作っていたプリンスR380がルーツです。R380のエンジンは、箱スカGT-RのS20エンジンのベースだと聞いていて、なんだかすごいものだな、と思っていました。R380のスタイリングを見たときに衝撃を受け、文字通り「虜(とりこ)」になった瞬間でした。そして、こんな車をいつか運転してみたい、と思うようになりました。
ただし、その当時はどういうエンジンで、どういった車(レースカー)なのか全く解らず、また、何を調べたらよいかも解っていなかったので、ただ漠然と思いを馳せているだけで月日がたっていくばかりでした。
その後、高校生になりGT-Rという伝説になった車があることを知り、その車のエンジンがR380の流れを汲む「S20エンジン」であると知ってGT-Rに興味を覚えました。それから機会があるごとに少しずつ調べるようになっていました。
募る「GT-R」への思いGT-Rについて調べれば調べるほど、「運転してみたい」「愛車にしたい」という気持ちが強くなり、いつか絶対に持とう、と心に誓ったものです。
ただ、GT-Rを愛車にするまでにはかなり厳しい道のりであったことも事実です。
まず、購入資金および維持費の確保。これはローンでの購入を検討していなかった私には最優先課題でした。維持費についても当初から頭に入れていたのは、GT-Rを購入したらよほどのことがない限り手放す気がないからです。
次に、家族の同意。これだけの車ですから、特に妻の承諾なしでは購入することは不可能だと思うからです。
結果、妻の承諾を得るには10年間を要してしまいました。購入資金のめどが立ち、情報収集のためにGT-Rマガジンを購入し、ZELE.が大きく取り上げられていることから、「GT-Rを買うならZELE.で。」と決めていました。
実はNISMO CAR'S FACTORY ZELEは、私が仕事の取引先へ行く際によく前を通っていて、お店の前のGT-Rを見るたびに「いつかは」と思っていたものです。ZELE.がNISMOと提携したことも知っていたので、NISMO仕様にするために大森まで足を運ばなくてよくなることがうれしかったのを覚えています。
車の選定に関しては、最初はM-specのノーマル車両を購入して、NISMO S1エンジンとS-tuneサスペンションを入れようと考えていました。ちょうどNISMO CAR'S FACTORY ZELE.にM-specの在庫があることをZELE.のウェブサイトで知っていたので、それを目当てにZELE.を訪れることにしたのです。
ついにNISMO CAR'S FACTORY ZELEを訪問
妻の承諾を得たのは2005年12月31日。妻の気が変わらないうちに購入しようと、1月8日にNISMO CAR'S FACTORY ZELE.へと足を運びました。お店に到着して、対応してくださった店員さんが想像以上に親しみやすく、話しやすかったのが印象的でした。「そのM-specは前日に売れてしまった。」と聞いてかなりがっかりしましたが、店員さんが本当によく話を聞いてくれて、私の意向をしっかり把握してくださったので、希望の車が出てくるまで気長に待つことにして、その日はショールームを後にしました。待つことちょうど3週間、NISMO CAR'S FACTORY ZELE.の狩野店長から連絡が入り、「ぴったりの車が入庫しました。」とのことで、詳しく話を聞いてみると、それはライトニングイエローのNISMO S-tuneコンプリートカー"009号車"でした。状態も非常によいということで、心動かされましたが、肝心のボディカラーが希望に合わず、どうしようかとかなり悩みました。そのときはそのまま受話器を置き、1週間くらいたってZELE.に連絡をしてみたところ、まだ売れていないということだったので、とりあえずショールームまで車を見に行きました。
狩野店長とは2時間以上話し、やはりボディカラーがネックであることを伝えると、「買ったら手放す気がないのであれば、オールペンして自分の好きな色にしてしまってはいかがでしょう?」と提案されました。まさしく、購入したら手放す気はなかったので、狩野店長のその一言で決断し、購入することとなったのです。S-tuneコンプリートを自分好みの色に。
購入の決断をして自宅へ戻り、ボディカラーについて家族に相談しました。ボディカラーについては私自身の意向もありましたが、そもそもGT-Rを持つことができるのは妻の同意があったからこそなので、妻の意見を最優先しようと思っていました。
候補はシリカブレス、ベイサイドブルー、スパークリングシルバーでしたが、妻はスパークリングシルバーが好みでした。こうしてボディカラーはライトニングイエローからスパークリングシルバーに変わることとなったのです。
他の箇所については、狩野店長のアドバイスもいただきながら、自分の好みをプラスしていきました。最もこだわったのは、ステアリングホイールです。それまで24年間使い続けてきたMOMOのステアリングホイールを、革を張り替えてこのGT-R NISMO S-tune S1コンプリートにも装着することにしました。納車まで2ヶ月
最終的に、オプションでお願いしたのはスパークリングシルバーへのオールペン、NISMO R-tuneカーボンファイバーボンネット、そして使い慣れたMOMOステアリングの装着です。NISMO R-tuneカーボンファイバーボンネットは受注生産とのことで納期が2ヶ月もかかってしまいましたが、待つ価値が十分あったと感じています。
ついにGT-Rオーナーに。
納車日は2006年4月16日(日)午後でしたが、あいにく朝から雨が降っていたので、納車日を一週間遅らせてもらおうかと思っていました。が、幸い昼ごろより晴れてきたので車を取りにNISMO CAR'S FACTORY ZELE.へ向かいました。納車前点検整備をしているZELE.ファクトリーに到着したのは午後2時過ぎでした。
それまで愛車として、また、友として17年間親しんできたR32GTS-tと涙のお別れをし、新しい友となるGT-R NISMO S-tune S1コンプリートに向かったとき、GT-Rの心臓がすでに力強く鼓動して私を待っていました。
一通り説明を受けたあと、小さい頃からの憧れであったR380の流れを汲むGT-Rを始めて運転した感想は、なんともいえない感覚で、何か私を待っていてくれたような懐かしい感じがしました。
毎日の通勤がメインの活躍の場私はGT-Rを贅沢にも通勤に使っております。
片道30分くらいの距離なのですが、それは毎日運転することができ、GT-Rの心臓音を体感できる楽しい時間です。従兄には「贅沢な通勤」と言われていますが、毎日をとても楽しく過ごしています。
しかし、それなりに悩みもあります。仕事が忙しすぎてほとんど遠出ができないことです。休日だと渋滞して思うように走れないので、なんとか平日に走りにいければと願っています。
機会を見つけて走りに行くことを私もGT-Rも今か今かと楽しみにしています。
GT-R S-tune S1コンプリートに乗り始めて、もうすぐ1年が経とうとしています。あっという間に1年が過ぎようとしています。
今後クラッチをツインプレートに交換したり、飛び石などによる塗装の剥げを手直しして言ったりはすると思いますが、やみくもにパワーを上げたりチューニングをしていくつもりはありません。それほどこのNISMO S-tune S1コンプリートを気に入っているのですが、それだけではありません。
将来、子供が車を運転するようになり、GT-Rを運転させても大丈夫だと思うようになったら、この車は息子に渡そうとも思っています。他の人に手放すよりも、ずっとそばにあったほうが良いと私が思うからです。その気持ちが伝わってか、息子はGT-Rのことをとても気に入っています。
今回ZELE.で車を購入することができたのは、「出逢い」そのものだと感じています。「スポーツカーを買いたい」「GT-Rが欲しい」と思っている方は、是非この「機会」と「出逢い」を大切にしてください。探し続けるのもよいですが、「これだ」と思ったものはすぐに決断しないと、せっかくのチャンスを逃してしまう気がします。